仮想化したOSでサーバを構築する場合は「GUIなんていらないだろう」という人も多いかも知れませんが、最近はいろいろなツールがGUIベースで提供されているのでやっぱりGUIを使えるようにしたいなー、ということで、いろいろ試しています。
まずはSolarisでVNC。[設定]メニューから[リモートデスクトップ]を選ぶと、リモートデスクトップの設定画面が現れ、共有の設定をするとネットワークごしにVNC端末でデスクトップにアクセスできます。
ただ、VNCはサーバ側でデスクトップイメージを作って端末に転送するらしく、大きな画面をスクロールする場合などは、結構遅延があります。出先からPPTP経由で繋いだりする場合はちょっと厳しいかも知れません。
そこで、次に考えるのはX端末です。この方法では、端末側でデスクトップのイメージを描画するので、ネットワークが遅くても、ある程度は快適に操作できるはずです。WindowsでX端末を使う場合は、以前はCygwinをインストールして、その上にXWindowを構築する必要がありましたが、Xmingの登場でそのような面倒もなくなりました。
ところが、Solarisではうまく繋がりませんでした。XDMCPというプロトコルで接続しようとしているのですが、何かを設定する必要があるようです。SUSE Linuxで試してみたら、ログイン画面は表示されました(サーバ側の設定は何もしていません)。ただ、クリップボードの共有でIOエラーが生じるらしく、このオプションをオフにしておかないとログイン後に画面が真っ暗になって次ぎへ進めませんでした(Xmingのバージョンは6.9.0.31です)。
やっぱり、VNCより動きが軽くていい感じですね。SUSE上の仮想マシンで動いているSUSEにXmingで繋ごうとしたのですが、これはうまくいきませんでした。何が原因か良くわかりません。原因を調べる方法もわからないので、今日はここまで。
まずはSolarisでVNC。[設定]メニューから[リモートデスクトップ]を選ぶと、リモートデスクトップの設定画面が現れ、共有の設定をするとネットワークごしにVNC端末でデスクトップにアクセスできます。
ただ、VNCはサーバ側でデスクトップイメージを作って端末に転送するらしく、大きな画面をスクロールする場合などは、結構遅延があります。出先からPPTP経由で繋いだりする場合はちょっと厳しいかも知れません。
そこで、次に考えるのはX端末です。この方法では、端末側でデスクトップのイメージを描画するので、ネットワークが遅くても、ある程度は快適に操作できるはずです。WindowsでX端末を使う場合は、以前はCygwinをインストールして、その上にXWindowを構築する必要がありましたが、Xmingの登場でそのような面倒もなくなりました。
ところが、Solarisではうまく繋がりませんでした。XDMCPというプロトコルで接続しようとしているのですが、何かを設定する必要があるようです。SUSE Linuxで試してみたら、ログイン画面は表示されました(サーバ側の設定は何もしていません)。ただ、クリップボードの共有でIOエラーが生じるらしく、このオプションをオフにしておかないとログイン後に画面が真っ暗になって次ぎへ進めませんでした(Xmingのバージョンは6.9.0.31です)。
やっぱり、VNCより動きが軽くていい感じですね。SUSE上の仮想マシンで動いているSUSEにXmingで繋ごうとしたのですが、これはうまくいきませんでした。何が原因か良くわかりません。原因を調べる方法もわからないので、今日はここまで。
投稿:竹形 誠司[takegata]/2008年 03月 09日 22時 54分
/更新:2008年 03月 10日 01時 40分
RE:仮想化OSと端末(VNCとXming)
by 竹形 誠司[takegata]
XDMCPでSolarisに接続するには、Solaris側で次のように操作すればよいようです。
# svccfg -s cde-login setprop dtlogin/args = '""'
# svcadm restart cde-login
原因はよく分かりませんが、Xmingを起動してからログイン画面が出るまでにかなり時間がかかります(数分?)。Cygwin/Wではそれほどでもありません。# svcadm restart cde-login
投稿:竹形 誠司[takegata]/2008年 04月 19日 07時 25分
/更新:2008年 04月 19日 07時 25分