
OpenSolaris
今まではOSというものにあまりこだわりがなく、とりあえず「みんなが使っている」という理由でWindowsを使いつづけてきましたが、MySQLがSunの傘下に入ったのをきっかけに、Solarisを勉強することにしました。
Sunといえば、もちろんJavaのオリジネーターであり、オープンソースとなった現在でも開発においては中心的な役割を担っていますし、JSPやサーブレットの仕様を最初に作ったのもSunです。そのMySQLがそのグループに入ったとなれば、Java+MySQL+Tomcatでアプリケーションを書いている私としてはSunのOSを試さないわけにはいきません。
Solarisも2005年からオープンソース化の方向に動き出し、現在はOpenSolarisというプロジェクトで次期バージョンのSolarisが開発されています。GUIにGNOMEベースのJDS(*1)を追加したり、Debianプロジェクト創設者のIan Murdock氏を迎えるなど、Linux陣営の成果を積極的に取り入れる方針のようです。
私が注目しているのは、仮想化の技術です。SolarisもXenに対応するようになりましたが、それ以前から使われているSolarisコンテナという技術も少ないリソースで効率よく仮想化を行えるらしいので、ホスティングや講習用の環境には、むしろコンテナの方が向いているのではないかと思っています。
SolarisはLinuxに比べて初心者向けの資料が少ないので苦労しそうですが、いろいろ調べて分かったことを、このコーナーに書いていこうと思います。
(*1)
Java Desktop Systemというそうですが、Java言語と関係のない所にまでJavaという名前を使うのはどうなんでしょうねぇ。
投稿:竹形 誠司[takegata]/2008年 03月 22日 17時 52分
/更新:2008年 03月 22日 18時 07分
Java Desktop Systemという名前
by 竹形 誠司[takegata]
Nevada b86 では「GNOMEデスクトップ」になっています。Java Desktop Systemという呼び方は止めるのでしょうか。それは良い選択ですね。
投稿:竹形 誠司[takegata]/2008年 04月 25日 02時 30分
/更新:2008年 04月 25日 02時 30分