生姜味のジンジャーエール?
いつのことだったか覚えていないのですが、どこかのレストランで「生姜の味がするジンジャーエール」を飲んでびっくりしたことがありました。「ジンジャー」は日本語で生姜ですからジンジャーエールは生姜の味がしても不思議ではないはずですが、スーパーでよく売られているカナダドライのジンジャーエールは生姜の味はしませんね。たまたまそんなことを思い出してGoogleで検索してみると、自家製のジンジャーエールの作り方を紹介しているページがたくさんあるじゃないですか。いろいろなページを参考にしながら試行錯誤を重ねてだいぶ自分の好みの味になってきたので、俺バージョンの作り方を紹介します。材料(2リットル分)
生姜 100gぐらい
三温糖 80g
蜂蜜 20g
シナモンスティック 1本
クローブ 4粒
ローリエ 2枚
鷹の爪 半分
レモン 半分
生姜をすりおろす
おろして使う用の生姜はだいたい1パックで70g〜100gのものが100円ぐらいの感じです。細かいことは気にせずに全部すりおろしてしまいます。一気にやっつけようとすると大変なので、休み休みやりましょう。特に最後の小さくなった所は気を付けないと手をガリっとやってしまいます。どうせ煮こんでしまうので、尻尾の方はそのまま鍋に放りこんでしまってもいいでしょう。
生姜
糖分
ウェブに紹介されているレシピでは三温糖か黒糖が良いと書いてあるものが多いですね。三温糖と普通の砂糖が味的にどう違うのかよく分かりませんが、黒糖はちょっと高いのでとりあえず三温糖で。蜂蜜を20g加えて合わせて100gにします。生姜と砂糖は同じぐらいの量にしているレシピが多いようなので、私もそれに倣っていますが、この分量で2リットル作ると甘さはだいぶ控えめな感じです。

三温糖・蜂蜜
スパイス
シナモンはよくお菓子なんかで使われているやつですね。スティック状のものは紅茶に浸して飲んだりするようです。ローリエはカレーなどで使う葉っぱです。クローブは花のつぼみを乾燥させたものだそうで、アンティークショップで売っている匂いの出る袋の匂いがします。鷹の爪は結構効くので半分に。
スパイス
鍋で煮る
レモン以外の材料を鍋に入れて水を加えて煮込みます。強火だとスパイスの香りが飛んでしまうとかで、細火で気長に煮るのがいいようです。私は500cc程水を入れて沸騰しない程度の火力で30分ぐらい煮てます。
鍋で煮る
茶こしで濾す
納得がいくまで煮たら火を止めて少し冷めたら茶こしで濾します。私は茶こしを持っていないのでティーポットで代用してます。結構な量の生姜の繊維がエキスを含んでいるので、スプーンでギュッと押して絞ります。押さない方が上品な味になるかも知れませんが、繊維質が多少混ざっているのもいい感じです。怪しげな液体ですね(笑)。
茶こしで濾す
レモンを絞る
レモンを半分絞ります。もう少し多くてもいいかも知れませんが、私は生姜の味を楽しみたいので少なめで。
レモン
これで原液が完成です。
飲む
炭酸やお湯で好みの濃さに割って飲みましょう。
完成
ウェブを見ていたらドライイーストで発泡させている人がいたので真似をしてみたら結構いい感じでしたが、イーストの発酵で多少のアルコールが生じるのでアルコールがダメな人は真似しないでください。アルコール濃度が1%を超えると酒税法に違反するそうなので気をつけましょう。
投稿:竹形 誠司[takegata]/2011年 05月 18日 12時 39分
/更新:2011年 05月 18日 22時 04分