1つのIPアドレスに複数のドメイン名(というか、マシン名=FQDN)を割り当てることができる。たとえば、我が家の自宅サーバには 61.115.114.230 という固定IPが振られている。このIPアドレスの正式な(逆引きで参照される)名前はjamyto.st.wakwak.ne.jp だが、この他に jamy.to と www.orquesta.org という2つの別名を割り当てている。
nslookupでDNSを引くと、jamy.to も www.orquesta.org も同じIPアドレスが返ってくるが、マルチドメイン(仮想ドメイン)に対応しているウェブサーバを使えばこの2つを別のウェブサイトに見せることができる。つまり、http://jamy.to/ と http://www.orquesta.org/ で別のページを表示することができるのだ。
このために必要な作業は2つ。1つは conf/server.xml に次のような要素を追加すること。
たとえば、conf/Catalina/jamy.to/ の下にtest.xmlを置いたら、このtest.xmlで指定したディレクトリは jamy.to をドメイン名に指定したときだけアクセスすることができる。ルートのパスを指定する場合はROOT.xmlを使えばよい。
このマルチドメインの機能は、サーバをNATの内側に置いてある場合でも使える。
nslookupでDNSを引くと、jamy.to も www.orquesta.org も同じIPアドレスが返ってくるが、マルチドメイン(仮想ドメイン)に対応しているウェブサーバを使えばこの2つを別のウェブサイトに見せることができる。つまり、http://jamy.to/ と http://www.orquesta.org/ で別のページを表示することができるのだ。
このために必要な作業は2つ。1つは conf/server.xml に次のような要素を追加すること。
<Host name="jamy.to" appBase="webapps"
unpackWARs="true" autoDeploy="true"
xmlValidation="false" xmlNamespaceAware="false"/>
<Host name="www.orquesta.org" appBase="apps_orquesta"
unpackWARs="true" autoDeploy="true"
xmlValidation="false" xmlNamespaceAware="false"/>
もう1つは、conf/Catalina の下にドメイン名と同じ名前のディレクトリを作成すること(上の場合はjamy.toとwww.orquesta.org)だ。それぞれのディレクトリにTomcatのアプリケーションを定義するxmlファイルを置けばよい。unpackWARs="true" autoDeploy="true"
xmlValidation="false" xmlNamespaceAware="false"/>
<Host name="www.orquesta.org" appBase="apps_orquesta"
unpackWARs="true" autoDeploy="true"
xmlValidation="false" xmlNamespaceAware="false"/>
たとえば、conf/Catalina/jamy.to/ の下にtest.xmlを置いたら、このtest.xmlで指定したディレクトリは jamy.to をドメイン名に指定したときだけアクセスすることができる。ルートのパスを指定する場合はROOT.xmlを使えばよい。
このマルチドメインの機能は、サーバをNATの内側に置いてある場合でも使える。
投稿:竹形 誠司[takegata]/2006年 09月 24日 03時 28分
/更新:2006年 09月 24日 03時 28分