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2008年9月21日 孤島の太陽上映会のお知らせ(2008.07.27up)
柏島の沖に浮かぶ宿毛市沖の島で、保健婦として活動された荒木初子さんのドキュメンタリー映画が放映されます。
関心のある方は是非ご覧下さい。

孤島の太陽上映会&沖の島展示会
- 荒木初子さん没後十周忌 追悼事業 -

孤島の太陽と呼ばれた荒木初子さんに思いをはせてみませんか?

会場:
宿毛文教センター(高知県宿毛市中央2丁目7-14 tel: 0880-63-2618)
孤島の太陽上映会:
多目的ホール 2008年9月21日(1回目AM10:30〜 2回目PM13:30〜)
沖の島展示会:
グランドホール 2008年9月20日〜21日(AM10:00〜PM16:00)
入場無料

主催:
沖の島二世会 
後援:
宿毛おたまじゃくしの会、沖の島観光協会、沖の島開発促進協議会、宿毛市 
お問合せ先:
宿毛市離島振興係(tel:0880-63-1118)



荒木 初子 (あらき はつこ) 1917 - 1998

大正6年5月10日沖の島弘瀬生まれ。昭和24年、当時医師のいなかった沖の島(鵜来島も兼任)の駐在保健婦として赴任した。戦後当時の沖の島は衛生環境が悪く、乳児死亡率が全国平均の4倍、それに加え風土病として恐れられていたフィラリアが猛威を振るっていた。赴任当初は住民達に保健衛生という観念が理解されなかったが、長年に渡って保健衛生向上に尽力し島の乳児死亡率・フィラリアの発症率低下に多大な貢献をする。昭和42年には保健婦としての18年の功績が認められ、「第一回吉川英治賞」を受賞、荒木さんの半生は「沖ノ島よ、私の愛と献身を」で小説化され、更に「孤島の太陽」(樫山文枝主演)で映画化される事となったが、彼女は志半ばで脳卒中に倒れた。その後はリハビリを続けながら島民達の良き相談相手となった。81歳で死去。彼女の愛と献身の生涯は、島民の記憶の中に今も爽やかな印象を残している。

映画「孤島の太陽」

保健婦荒木初子が沖の島に赴任してから第一回吉川英治賞を受賞するまでを、史実を基に一部フィクションを交え描いた作品。当時大ヒットしたNHK連続テレビ小説「おはなはん」のヒロイン役としてブレイク中の樫山文枝をはじめとする出演者・スタッフ達が沖の島を中心に鵜来島・宿毛市内で約40日にも及ぶ長期ロケを敢行。島内は勿論、本土からも大勢の人々が人気女優をひと目見ようと集まり大騒ぎとなった。島の子供達や住民達もエキストラで多数参加しており、昭和40年初頭当時の集落や築港などの様子、三浦邸での傘鉾や母島の秋祭りなどの伝統行事、更に旧弘瀬小学校の運動会、沖の島航路初の鉄鋼船だった「初代すくも」の雄姿なども見られる貴重な映像資料だ。沖の島の記録映画としても価値が高いがビデオ・DVD化はされておらず、現在では幻の作品となっている。

脚本=千葉茂樹、監督=吉田憲二
出演=樫山文枝 (荒木初子)、勝呂誉 (高岡久平)
芦川いづみ (上村聖恵)、宇野重吉 (門馬医師)、前田吟 (大治郎)
1968年10月公開 配給日活 107分・カラー

当日は沖の島展示会も同時開催。荒木初子さんゆかりの品々や、故郷沖の島に関する写真、沖の島をモチーフにしたアートなどが多数展示されます。

http://www.k5.dion.ne.jp/~blueview/
更新: Kanda /2008年 09月 03日 16時 59分

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