このたび、第22回日本水大賞におきまして「環境大臣賞」を受賞いたしました。
http://www.japanriver.or.jp/taisyo/jyusyoushiki/no22/index.htm
本来なら6月23日、東京お台場にある科学未来館での授賞式に出席する予定でしたが、新型コロナウイルスのため中止となってしまいました。

そこで8月26日、�M田高知県知事に受賞のご報告をして参りました。
�M田知事には黒潮実感センターの海洋教育に関する取り組みについてもご説明し、昨年度作成した「かしわじまの海から学ぶガイドブック」の紹介や、今後高知県における海洋教育の推進に力を入れていきたい旨説明いたしました。

この日は県内ほぼ全てのメディア関係者の皆さん（NHK高知放送局、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSS高知さんさんテレビ、高知新聞、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞）が取材に来て下さり、囲み取材を受けました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200826/8010009180.html

知事にはこれまでの20数年間にわたる黒潮実感センターの活動についての紹介と、昨年度作成した「かしわじまの海から学ぶガイドブック」の紹介や、今回の受賞で評価された、アオリイカの人工産卵床設置と藻場再生に関し、地元ダイバーと漁業者、森林組合、そして地元小学生らと続けてきた活動を少し詳しくお話しさせて頂きました。
知事からは活動を高く評価していただけ、その後何か課題はありませんか？と聞かれたので、これまで20年間培ってきた海洋教育のソフトは充実しているが、多くの子どもから大人の方に伝えるためのハード「箱物」がありませんと率直にお話ししました。
高知県とも連携し合いながら、高知における海洋教育の、さらなる推進につながればと期待しています。

この度の受賞はこれまで20年間にわたり活動に協力して下さった、地元漁業者、ダイビング仲間、柏島の島民の方々、大月町・宿毛市・三原村森林組合、行政、高知大学、地元小学生、教職員の方々、マスコミ関係者および劣悪な労働条件の中支えてくれたスタッフ、そして家族の協力無くしてはなしえませんでした。
皆さんのご協力に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
そしてこれからも、発展させながら走り続けます。