2011.2.2メノリの口開け(2/2up)
今日、待ちに待ったメノリ(標準和名:オニアマノリ)の口開け(解禁)がありました(8時から11時まで)。

後の浜にはざっと50人ほど
1/21に天気がよければ口開けになるはずでしたが、生憎の風と波で延期。
数日前までは寒波が続いていたのですが、今日やっと風が無くなり暖かくなったので潮のいい(大潮)今日、口開けとなったのです。
今年は寒かったせいもありノリの付きがいいとの情報を得ていたのですが、まあまあの付きでした。それでも後の浜には約50人ほどの島民が思い思いの場所に陣取り8時の開始の合図を待ちました。
私(神田)は柏島に来て12年になりますがこれまでずっと撮影班でしたので掻いたことがありませんでした。ここ数年は漁協の組合員でなければ採ることが出来なかったのですが、今年は島民で組合員、準組合委員以外は500円で鑑札を買えば採れることになったので、今回初挑戦です。
12年間もイメトレはできているので、今日の本番が待ち遠しかったです。
島でお世話になっている亀井さんにメノリの缶(メノリを掻く道具)を借り、増田さんにはメノリを受ける網を作ってもらい準備万端です。
7時過ぎには早めに行ってのりが良く付いている場所をチェック!
いい場所に陣取り
8時!
開始の合図と同時に皆一斉に掻き出しました。

皆一斉に掻き出す
私はウエットスーツを着ていたのですが、掻き出すと体がほてってきて暑くてたまりません。

完全防備で寒さ知らず
しばらくしてついに我慢できずに上着を脱ぎました。

見ている方が寒そうですが、本人は汗だく
メノリ掻きは女性の仕事といわれるように、おばちゃんらは持久戦でずっと掻き続けます。男はすぐにいやになってやめてしまいます。
これ、結構重労働です。
缶を持ってスナップをきかせながらノリを掻き取る右手首の関節と親指の筋肉、それに受ける方の網を持つ手も親指の筋肉が悲鳴を上げます。
うまく網を持っていないと押し寄せる波にせっかく採ったメノリが持って行かれてしまいます。
持久戦でしたが結局1時間半ほど掻き続け終了しました。
結果はルーキーとしては上等でした。

採ったどー!!
ご近所の和泉屋のおんちゃん曰く、「こればぁとっちょるのはお前ぐらいよ」とお褒めの言葉を貰い一人満悦。
採ったメノリにはクボといってカサガイの小さいのも一緒に入っているので、海水で洗いながら分けなければいけません。
船に乗って沖に行ききれいな海水で何度も洗いながら選別し持ち帰りました。
後日、日和をみて茅で作った「とま」にひろげて干せば板ノリの出来上がりです。
今回自作の「とま」4枚とノリを掬って広げる自家製のお玉(ホタテ貝で作った)を渡し場の田島のおばちゃんから頂きました。

メノリをお玉ですくって拡げるが結構均等に拡げるのは難しい!
今日2/2の午後6時台のRKC高知放送と高知さんさんテレビで、メノリの口開けの様子が流れるそうです。

後の浜にはざっと50人ほど
1/21に天気がよければ口開けになるはずでしたが、生憎の風と波で延期。
数日前までは寒波が続いていたのですが、今日やっと風が無くなり暖かくなったので潮のいい(大潮)今日、口開けとなったのです。
今年は寒かったせいもありノリの付きがいいとの情報を得ていたのですが、まあまあの付きでした。それでも後の浜には約50人ほどの島民が思い思いの場所に陣取り8時の開始の合図を待ちました。
私(神田)は柏島に来て12年になりますがこれまでずっと撮影班でしたので掻いたことがありませんでした。ここ数年は漁協の組合員でなければ採ることが出来なかったのですが、今年は島民で組合員、準組合委員以外は500円で鑑札を買えば採れることになったので、今回初挑戦です。
12年間もイメトレはできているので、今日の本番が待ち遠しかったです。
島でお世話になっている亀井さんにメノリの缶(メノリを掻く道具)を借り、増田さんにはメノリを受ける網を作ってもらい準備万端です。
7時過ぎには早めに行ってのりが良く付いている場所をチェック!
いい場所に陣取り
8時!
開始の合図と同時に皆一斉に掻き出しました。

皆一斉に掻き出す
私はウエットスーツを着ていたのですが、掻き出すと体がほてってきて暑くてたまりません。

完全防備で寒さ知らず
しばらくしてついに我慢できずに上着を脱ぎました。

見ている方が寒そうですが、本人は汗だく
メノリ掻きは女性の仕事といわれるように、おばちゃんらは持久戦でずっと掻き続けます。男はすぐにいやになってやめてしまいます。
これ、結構重労働です。
缶を持ってスナップをきかせながらノリを掻き取る右手首の関節と親指の筋肉、それに受ける方の網を持つ手も親指の筋肉が悲鳴を上げます。
うまく網を持っていないと押し寄せる波にせっかく採ったメノリが持って行かれてしまいます。
持久戦でしたが結局1時間半ほど掻き続け終了しました。
結果はルーキーとしては上等でした。

採ったどー!!
ご近所の和泉屋のおんちゃん曰く、「こればぁとっちょるのはお前ぐらいよ」とお褒めの言葉を貰い一人満悦。
採ったメノリにはクボといってカサガイの小さいのも一緒に入っているので、海水で洗いながら分けなければいけません。
船に乗って沖に行ききれいな海水で何度も洗いながら選別し持ち帰りました。
後日、日和をみて茅で作った「とま」にひろげて干せば板ノリの出来上がりです。
今回自作の「とま」4枚とノリを掬って広げる自家製のお玉(ホタテ貝で作った)を渡し場の田島のおばちゃんから頂きました。

メノリをお玉ですくって拡げるが結構均等に拡げるのは難しい!
今日2/2の午後6時台のRKC高知放送と高知さんさんテレビで、メノリの口開けの様子が流れるそうです。
更新:
Kanda
/2011年 03月 02日 16時 28分