2011.2.27 第20回 里海セミナー無事終了!

司会進行役の河アさん
第20回目になる里海セミナー無事終了しました。
島内外から24名の方(すくも湾漁協の理事さん、地元の漁師さん、旅館経営者、大月町議、ダイビングガイド、大月町役場担当者、高知新聞の記者、先日の「はたのうと」の発表者、東京から日本エコツーリズムセンターの方、それと宇和島からのボランティアの方等々)の参加があり、熱心な質疑も行えました。
ご参加下さった方々、ありがとうございました。
参加者の中には山ア君のご両親や弟さん、元職員の津戸さん(大阪から参加)、そして2/14NHKラジオビタミンの「ときめきインタビュー」で神田の話を聞いてわざわざ参加して下さった老夫婦の方もいらっしゃり、全国放送の影響力に驚くとともに励ましの言葉もいただきうれしく思いました。
山ア君の発表には後日発表したレジメが欲しいとの声もあり、関心の高さが伺えました。
次回またセミナーを開催しますので、是非多くの方のご参加をお待ちしてます。

里海セミナーで発表する拓郎君
1.近畿大学農学部水産学科 山ア 拓郎
「海洋レジャーへの転換とその持続性」
近年、日本の漁業は衰退してきました。そんな中、地域資源を利用した海洋レジャーという新たな産業が成り立ち始めました。しかし海洋レジャーが地産産業と成り得るには、様々な問題があります。そこで、柏島でのダイビングが、地域経済に寄与する為の方法を持続可能という点に主を置き、研究してきた内容を発表しましす。

神田発表
2.黒潮実感センター センター長・神田 優
「海の中の森づくり・アオリイカの人工産卵床と藻場再生の取り組みについて」
磯焼けによる藻場減少によって産卵場所が不足している柏島で、アオリイカの資源を増やすべく、ヒノキの間伐材を用いたアオリイカの人工産卵床を設置しています。10年間に及ぶこの活動の成果と、本来の藻場を再生するために現在取り組んでいる活動について報告します。
その晩は島の方に集まって貰い懇親会をしました。
いつも通り大盛り上がりでした。
投稿:
Kanda
/2011年 03月 02日 14時 51分