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2013年3月30日 高知新聞朝刊 息子は「島の子に」 最終回
息子は「島の子」に
 あらためて6年間を振り返り、過去の紙面を読み直してみました。柏島の海の生きものや島の伝統や歴史、生活から、黒潮つながりでのフィリピンの話題まで、ありとあらゆる内容を紹介させていただきました。
 「新聞に書く」ことによってあやふやだった知識を補うために調べ直したり、地元の方々に聞き取りをさせてもらったりして自分自身が大いに勉強させてもらいました。地域の方々の長年の生活からにじみ出てくる暮らしの知恵には、本当に感動することばかりでした。
 思い出に残る紙面も数多く、「チャンバラをする貝」では、行きつけの居酒屋さんで「チャンバラのいい湯がき方を教えてくれたき」といってチャンバラ貝をサービスされ、メノリの号では「紙面からおいしそうな磯の香りがしてきそうで食べたくなった」というお手紙を頂いたこともありました。
 柏島小学校の灯を残そうと「小さな学校の大きな灯」を書いたときには、多くの方々が高知新聞の「声」の広場に投稿してくださり、全国各地から多くの方が応援してくださいました。
 「柏島よさこい秘話」ではよさこい節に歌われる純信お馬の悲恋物語には、もう一人のお坊さん(柏島護念寺の慶弾さん)がいたということを紹介した際には、その話を基に佐川町の美山香さんが「未練かんざし」という歌を作りC
Dデビューされ、現在はカラオケにも配信されているようです。
 「感動!伝統の凧揚げ」では長男誕生の折にあげる凧揚げで、WA
が子の凧揚げの様子を書かせてもらいました。島に来てこれほどまでにうれしかったことはないというくらい感動しました。島の人からすれば「よそ者」である私たち夫婦ですが、息子ははじめて「島の子」になれました。
 一話ごとにその当時期日内に限られた写真からネタをひねり出すのに苦悶した思い出がよみがえります。ネタはまだまだあるものの、肝心の写真を撮りに行く時間が取れず、涙をのんだものも多くあります。
 締め切りに追われる日々は本当につらかったですが、何とか書き上げた紙面を見ると、書き上げてよかったとうれしくなりました。 
 長きにわたり続けてこられたのも、ひとえに読者の皆様のご支援のたまものと心より感謝いたします。またいつの日か書く機会があることを夢見てネタ帳を埋めておきたいと思います。

投稿: Kanda /2013年 09月 04日 12時 04分

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